Amazon Prime Video「ドキュメンタル」のルールは間違っている
HITOSHI MATSTUMOTO Presentsドキュメンタルのルールについて思うことがあったので
Amazon Primeのコメント欄にでもちょこっと書こうと思ったんだけど
「いくつかの理由によりこの商品のレビュー投稿は制限されています」みたいなエラーが出てコメントできない。
仕方ないから、こちらに覚え書きとして残しておくことにします。
Amazon Prime(以下Amazon)の宣伝みたいになっちゃうけど、一応リンク貼っておきます。
アフィリエイトとかじゃないです。
「ドキュメンタル」は芸人さんを6~8人?ほど密室みたいなところに集めて笑わせあいをして誰が一番面白いかを決めるという、松本人志考案のお笑いサバイバルゲーム的なやつです。
面白いかどうかは賛否両論、どちらかというとシーズン6はいまのところ否、シーズン5は賛が多かったかなという感じ。
で、それはさておき、
これでいいのかドキュメンタル。
「笑わせあい」と謳っておきながら、
ほぼ「笑わないようにしあい」みたいな
ただの我慢大会になっちゃってる上に
笑ったか笑ってないか の線引きがユルすぎて
特に前半は何を観てるのかよくわからない時間が長く続く。
明らかに表情が笑ってるのにスルーされている人がいたり、それほど笑ってない人を「笑った」とジャッジしたり。
なんとなーく、だらだら松ちゃんとその他大勢を眺めるような、ドキュメンタリーといえばドキュメンタリー。つまんなくもないけどなんだかな。っていう
詳しくはAmazonのコメント欄とかWikipediaにいろいろ書かれているのでそのへんの詳細は省きますが
「笑わせあい」になってない元凶はあのイエローカードとレッドカードだと、誰かに強く言いたいのであります。
イエロー/レッドカードというものは
そもそも選手が反則をした際に警告として出すものである。
「笑ったものは即退場」はわかるとしても、
レッドカードで退場させるべきではない。
反則ではないのだから。
完全に笑ったものはK.O.された、ダウン、「負け」という表現でしかるべき扱いを取るのが良いのではなかろうか。
オープニング映像からして明らかにルール無用の地下闘技場みたいなところで1対1の笑わせあいのイメージである。もし地下闘技場をイメージしてのこれならば、レッドカードの概念があるのも妙だ。なんでもありならカードはおかしい。
松ちゃんもボクシングや総合好きで、一時はUインター観に行ったりしてたんだから、そのへんはちゃんとしてくれ!
今Amazonは「有田と週刊プロレスと」観てる人多いし、流れてきたU系ファンが観ても納得するようなルールにしてほしい。
松本人志の脳を持ってすれば、ボクシングやMMAのジャッジの基本要素をドキュメンタルに持ってくるのは難しくないはず。
[採点要素]
アグレッシブ(攻め、ネタふり)
ジェネラルシップ(回し)
ディフェンス(ツッコミ、カウンター)
有効なクリーンヒット(ボケ)
ジャッジだけでも10分区切りでラウンド分けして、
10ポイントマストシステムみたいな採点方法をきちんと取り入れれば、
「これ笑ってないか?」ぐらいの判定が難しい序盤のフジモンからも減点できる。
仕掛けないと減点。回さなくても減点。
すべってもアグレッシブなら加点。
戦意喪失や、ずっとタバコ吸ってるとか、
笑っているのをごまかす等の行為をした場合はレッド/イエローカードで警告。
クリーンヒットで完全に笑わされてしまったらダウンを取る。
ダウンした者は完全K.O.とするなら一発で負け。2回ダウンしたら負け、でも可。
「失格」とか「退場」ではなく、
表現としては「負け」で良いと思う。
ただし、「笑わされた」のではなく「クセで笑ってしまった」「なんとなく笑ってしまった」場合は減点のみならずイエロー、またはレッドカードで警告を行う。
ポイントの遷移はプレイヤーにも途中経過として知らせるか、常に確認できるようにしてもいいかもしれない。
あと、打撃はローキックだけは認める。
後半の膠着時にロー蹴りあったら面白いはず。
以上。妄言多謝。
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あばれうまのりお