uranawanaiiのブログです

シンプルに淡々と

M-1グランプリ2017 ジャルジャル

https://twitter.com/uranawanaii/status/938803286538203136
f:id:uranawanaii:20171208013148j:plain

【ライブ告知】
12/23(sat) Art & Space ここから X'mas Live Event
open18:30
start19:00
charge ¥3000+1drink order
https://t.co/MuiQcuDspV https://t.co/58eqAWQ8ia

今年も私はM-1グランプリをぼんやりと観ていた
去年は録画し忘れてYouTubeで観た
もはや面白いとかつまらないとかではないM-1
最近は完成された漫才を評価する大会という印象

第一回はなんだかよくわからない大会
第二回から徐々に、しばらくは革新性を評価する大会へ
途中、革新性+グルーヴが評価され
その後、手数の時代へ突入
一旦、革新と手数の総決算がなされたのちに終了し、
The MANZAIでフジテレビっぽいわちゃわちゃした感じの大会になり
M-1復活後は完成度重視になった
という(私なりの個人的な)イメージ。

ここ何年かは、テレビにかじりついて観てはいるものの
番組の安定感、安心感が凄すぎるのか
実力あるコンビが当たり前のように実力通りのネタを披露しすぎているのか
かつてのようなスリルあるグルーヴを感じることができてません

それでも胸踊るようなスリルとグルーヴをくれたのがジャルジャルでした。

ジャルジャル好きって言うと通っぽい」とおぎやはぎが言っていたので
ジャルジャル好き」って言いたくない感じはありますが、

感動したのは事実で
(ちなみに私がここ一年、YouTubeでよく観たのは
東京03パーパージャルジャル

今回のジャルジャル
ブルーノート東京で観たカウントベイシーオーケストラみたいな
よくわかんないけど
すんごい うんまい ビッグバンドジャズみたいな
もう全然わかんないけど
胸が踊ったよ

まあそんな感じ

審査員を審査するような感想はとくにありません
が、
「つかみが一番早かった」という評価ポイントは
ちょっと古い価値観に感じてしまったのは確か。

昔から「つかみがないとダメ」といういかにも劇場の漫才師の師匠が新人にダメ出しする感じがあまり好きじゃないというのもあるけど

なんだろうなあの感じ

博多大吉先生が言うのだから正しく聞こえるが
どんぐりの背くらべで「つかみが一番早かったから」というのは、すごく気になる。

理由が「一番声が出てたから」だったらミキで
「一番女将さんの演技が上手かったから」だったら和牛だしなぁ。

あと、ひとつのネタとして
一番美しかったのはジャルジャルで、
一番面白かったのはゆにばーすの翼の折れたエンジェルの「わーたしもぉーおぉー」のところだと思う。

言い出したらきりがないけど
「横の展開が欲しかった」という評価も
転調したり変拍子になったりしたほうがいいと言われてるような
Aメロとサビだけ、4つのコードで構成されている曲ではダメと言われているようで
全く関係なく、ちょっと残念な審査だなぁという気持ちになりました。

あれはひとつの完成品だと思うので。

以上、素人のたわごとです。
あばれうまのりおです。

妄言多謝